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■2005年5月の出来事
今日の出来事
5月10日01:00眠りについて間もない僕はテレビ局からの電話で起こされた。イラクで日本人が拘束されたという第一報が入ったとのことだった。「斉藤さんという名前の人だけど知っていますか?」僕の知っているジャーナリストで今イラクに入っている人はいないので、いやー知らないですと答え再びベッドに潜り込む。しかしイラクで日本人が拘束されたというニュースはやはり気になり、眠ることができなくなってしまった。仕方なくテレビのニュースを見ているとイギリスの警備会社に勤めている日本人が拘束されたというニュースだった。
朝一番で朝日新聞からコメントを求められた。その後TBSラジオから出演依頼がありTBSへ向かう。以前日本人の人質が拘束されたときラジオでコメントをした。10分少々イラクの現状についてお話をした。イラクのビザも取得できたので、イラク行きを検討して現地のイラク人と話していた矢先の事件だった。
デイキャッチの荒川さんは「久保田さんお久しぶりです少し焼けましたか?」と冒頭から見えないラジオで日焼けした顔の話になり、少し緊張してしまった。まさかハワイで日焼けしたとも言えないもんなー。
番組は無事終了し、報道特集のYさんの所へ行く。ちょうどTBSの夕方のニュースが始まるところだった。「あー久保田さん、安田さんがでてますよ」と言われた。安田純平氏とはバグダッドで別れて以来2年振りだ。折角のチャンスなのでニュースが終わるのを待ち、TBS局内で再会をした。
安田君とは積もる話もあったので、近くの喫茶店でお茶をしながら話をした。「今回は一般人でもジャーナリストでもない人が拘束されたのに一切自己責任論がでてないですよねー」と安田君。言われてみれば・・。僕や安田君が拘束されたら間違いなく再び自己責任論が出てくると思う。理由はよくわからないが、日本人が拘束されたときだけイラクのニュースが流れ、またすぐに忘れ去られてしまうのは問題だと思う。イラク戦争がまだ終わりきっていないということが少しだけ日本人にも見えたのではないだろうか。どんな立場でイラクに入ったにせよ、これ以上人が死ぬのは見たくないと思う。
■2005年3月の出来事
ワールドカップの予選日本対イラン戦が行われるアーザーディースタジアムに潜入した実は雑誌か新聞にこの情報を載せたかったのだが、どこも扱ってくれなかったので・・。
あまりにもったいなくここに公開することにしました。

ワールドカップの予選日本対イラン戦が行われるアーザーディースタジアムに潜入した。
アーザーディースタジアムの概要。
アーザーディースタジアムは1974年に建てられた国立競技場。地元のイラン人情報約10万人が観戦できる大きなスタジアム。今回ワールドカップ予選のために新しく芝を張り替えた。しかし、建てられたのが古いため、競技場はあちこちガタがきている。
プレスルームのガラスはヒビが入っているほどだ。ルームもとてもルームとは思えないボロさ。観覧席のイスは堅いプラスティックで、壊れているイスも多い。
正直かなり汚かった。また、スコアボードをかねたビジョンは一つしかなく、ゴールマウスの後ろにあるため、片一方からしか見ることができない。
ビジョンを背に座った人は残り時間を確認することもできない。これに関しては試合当日にエクストラのビジョンんが持ち込まれることを期待したい。
10万人規模のスタジアムとしてはトイレの数が少なく、不衛生。女性用も不足。そもそもイランでは女性のサッカー観戦があまり視野にいれられていない。
スタジアムにはスピーカーとカメラをつけたポールが6本立っていて、試合観戦の邪魔になる。僕はイラン国内リーグの試合を観戦したが、大事な場面でこのポールが邪魔になることが多かった。
イスラム国家らしくホメイニ氏の肖像画がある。これはまったく影響なし。
試合当日は警備が厳しくなり、スタジアム内だけで1万人規模の警備陣が用意されているという。軍もヘリコプターを使い空から警戒にあたる予定。
マスコミでは史上最悪のアウエイ戦と言われているが、イラン人の日本人に対する親近感は高く、マナーの悪い試合になることは考えにくい。
勿論イランにたいする応援はすごいものになると思うが。 
古いスタジアムのため椅子はかなりきたなかった。
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